皆さんはビタミンCが有効成分の化粧水や美容液、
朝、夜いつのスキンケアで使用しますか？
今回はビタミンCを朝のスキンケアに取り入れるべき理由をお伝えします。
ビタミンCの特性
ビタミンCは水溶性で水によく溶ける性質を持っています。
ピュアビタミンCは酸化しやすく、肌への刺激も強い傾向にあるため
化粧品で使用する場合はビタミンC誘導体を用いられることが多いです。
ビタミンC誘導体は不安定なビタミンCを改良し
安全性や浸透性を向上させた成分です。
ビタミンCは化粧品成分では”L-アスコルビン酸”と表記されます。
ビタミンC配合の化粧品に期待できる４つの効果
・ ニキビ跡、シミ、色素沈着の改善、肌全体のトーンアップ
メラニンの生成の際にできるチロシナーゼという酵素の働きを阻害、
これによりシミくすみの元になるメラニンの生成を抑えます。
また、すでに出来てしまったシミのメラニン色素を還元し
シミを薄くする効果が期待できます。
メラニンの生成を抑えることでニキビ跡や色素沈着の
改善、予防にも効果が期待できます。
・ コラーゲンとエラスチンの生成
皮膚の真皮にあるコラーゲンやエラスチンは
私たちが美しく若々しい肌を保つために大切な成分です。
お肌のバネのような役割があり、ビタミンCを補うことで
コラーゲンやエラスチンの生成を促し、ハリのある肌に導く
アンチエイジングの効果が期待できます。
・抗酸化
お肌が酸化することにより老化が加速してしまいます。
お肌の酸化は活性酸素が原因です。
活性酸素には体に入ってくる悪い菌と戦ったり、
体内酵素の働きを活性化させる大切な役割があります。
しかし活性酸素が増えすぎると、細胞が酸化して
体や肌にダメージを与えてしまいます。
活性酸素が作られる原因は、紫外線、大気汚染、喫煙、飲酒など様々です。
ビタミンCはとても強い抗酸化力があるため、
酸化による肌へのダメージから守ってくれます。
・相乗効果
ビタミンCをビタミンE、フェルラ酸、アルブチン、SPFと一緒に
使用することで不安定なビタミンCを安定させる相乗効果が得られます。
フェルラ酸はUVB吸収による紫外線防御作用が認められており、
アルブチンは肌の色むら、ごわつき改善に効果的な成分です。
これらの成分を一緒に朝スキンケアに使用することで、
より有効な日焼け止め対策をすることができます。
まとめ
朝にビタミンCを使うのは良くないという噂に惑わされて
朝のスキンケアにビタミンCを避けていたという方もいるかもしれません。
しかし、ビタミンCは紫外線から肌を守りメラニンの生成も促してくれる
朝のスキンケアに絶対に必要な成分です。
正しいスキンケア知識を身につけて、美肌を手に入れましょう。
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